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愛知川宿(65番目)



高宮宿より7.9q・武佐宿へ9.8q、町並607m、宿高406石4斗5升、家数199、人口929、本陣1、脇本陣1、旅籠28、問屋2、宿建人馬50人50匹。
中山道近江路は、古代律令時代の官道の一つ近江勢多駅(滋賀県)を起点とし、美濃・信濃・上野・下野を経て陸奥に通じていた東山道の「駅」がその基となっている所が少なくなく、愛知川宿もそうでありました。街道時代には近江商人の中心地として発展しました。(彦根藩領)
●滋賀県愛荘町愛知川
 近江鉄道愛知川駅下車すぐ分
●愛荘町の観光 http://www.town.aisho.shiga.jp/main/00_toplink/08_kankou.html
●愛知川町観光協会 http://www.biwa.ne.jp/~e-machi/


豊郷尋常高等小学校校門 明治27年校名を改称、高等科を併設し近郷7ヶ村の学校を統合し発足。昭和12年、村中央に新設された豊郷小学校へ移行。
豊郷町先人を偲ぶ館(奥) 豊郷から多く輩出し財を成した近江商人。その活躍の軌跡が展示してあります。建物は日仏貿易の祖薩摩治兵衛がパリに開設した日本館を模しています。開館日-火・木・土曜日
豊郷町立豊郷小学校 昭和12年、伊藤忠兵衛商店専務、同地出身古川鉄次郎氏の寄贈により、ヴォーリズが設計、当時東洋一と云われた歴史的建造物です。近年取壊しから一転存続が決まりましたが保存法、資金難など難航しているようです。 八幡神社境内、間の宿「石畑」跡碑 街道時代立場茶屋があり、豊郷役場付近には一里塚があり人々で賑わっていました。境内には源平合戦のおり弓矢の故事で名高い那須与一宗高の次男、当地を治めた石畠民武大輔宗信の那須城址碑があり、縮小復元一里塚もあります。 くれなゐ公園 総合商社伊藤忠・丸紅創始者伊藤忠兵衛の遺徳をたたえた公園。隣が伊藤長兵衛(株式会社丸紅商店初代社長)屋敷跡。
犬上の君遺跡公園 犬上郡の名の由来となった「犬上の君」は「日本書紀」に名が見え遣唐使、遣隋使等一族より人材を輩出。平安時代には当地を治め、ここはその屋敷跡であると云われています。 伊藤忠兵衛屋敷 伊藤忠・丸紅創始者初代忠兵衛の100回忌を記念し、初代・二代目忠兵衛が暮らした豊郷本家を整備、記念館として公開しています。(入館無料・開館日:火・木・土) 又十屋敷(豊会館) 松前を開拓し回船業で財を成した豪商藤野喜兵衛の旧宅を豊資料館として開放しています。広場右、白壁の前に一里塚跡碑が移設してあります。(大人200円) 観音堂と江州音頭発祥の碑 永禄11(1568)年織田信長軍により焼失された観応堂を藤野太郎衛門が再建。その折り根興上人が人形など飾り付けお経に節を付け楽しく説法。それが評判になり江州音頭の元となりました。
宇曽川歌詰橋 天慶3(940)年、平将門の乱を平定し首級をあげた藤原秀郷が上京の折、この地で追いかけてきた将門の首と遭遇。秀郷はとっさに将門に歌を一首所望。歌に詰まった将門の首はこの橋の上に落ちたといわれています。 愛知川宿北口アーチと地蔵堂 四方の出入口にそれぞれ同様のアーチがありここより愛知川商店街です。 郡分地蔵堂 宿場北入口に祀られて境界の目印とされていました。案内板は愛知川小生徒のかわいらしいイラスト入りです。 本陣跡 現在は繊維会社の倉庫として使われている、ちょっとレトロな建物です。
八幡神社前高札場跡 本陣南隣り神社鳥居前に高札場がありました。やや南、左手に問屋場跡碑があります。 問屋跡 本陣、脇本陣、高札場、問屋場と続いたこの辺りが当時宿場の中心であった。現在は生活道路となり商店街が続いております。 料理旅館「竹平楼」 宝暦八(1758)年創業。明治11(1878)年、侍従長岩倉具視、大隈重信、井上馨、山岡鉄舟などを随員とした明治天皇の北陸東山道ご巡幸。そのおり当家で小休止。現在も当時の建物が保存されています。 不飲川、不飲橋 宿場南口。水源池「野間津(のまず)池」で平将門の首を洗ったため池の水が血で濁りそれ以後地元では不飲(のまず)川と云い、飲料などに使用しなくなったという。この先国道8号線と合流する信号右手に一里塚跡碑があります。
愛知川常夜燈 国道8号線愛知川御幸橋左。祇園神社境内にある高さ2m余りの堂々たる常夜灯。往時は「むちん橋」が架けられ、対岸小幡の常夜灯と一対を成していました。並行して近江鉄道が走ります。 近江鉄道、サイクルトレイン 近江鉄道は毎日9時〜16時の間、持ち込み無料(運賃のみ)で自転車を持ち込むことができます。ちょっとのどかで楽しそうです。
御代参街道追分 小幡地内。伊勢方面を商圏とする小幡・五個荘の近江商人の重要路。その名は天皇家に代り皇族方が伊勢・多賀大社へ代参する時に使用されたことによります。 中山道五個荘界隈 この界隈には梵鐘鋳造所、中山道分間延絵図の展示所、明治天皇北町小休止所小公園、同御聖跡の市田邸などあり瀟洒の住宅街です。
五個荘小学校 五個荘三俣交差点右折、てんびんの里文化学習センター斜め前。郷土の歴史を具現化したような真新しい長屋門が校門です。 てんびんの里文化学習センター 白壁と土蔵をイメージしたもので、3階には近江商人博物館(五個荘町歴史博物館)があり、近江商人の歴史などを展示しています。(月曜休館・入館料200円) 旧ういろう屋 中山道北町屋交差点角、常夜灯奥の茅葺き屋根の家では当時「ういろう」を売り人気を博していたと云います。

てんびんの郷モニュメント 「近江の千両天秤」と云われ、近江商人は天秤棒に商品をからげ商いをしていました。資金を貯えた者は全国に飛躍し、豪商と今に語られる人物を多く輩出しました。

旧宿場として現在さほど見るべき物はありませんが、その前後の豊郷町、五個荘町辺りにはよく手入れされたお屋敷が点在し、古の近江商人の豊かさが想像されます。

武佐宿へ


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